個人開発、最初の一歩を踏み出す方法
はじめに
これまで最初の一歩を踏み出すのに、100回以上失敗してきました。
どこまでを最初というか難しいですが、ここでは継続的に開発を行えるところまでを最初としています。ここでは二歩目、三歩目に続く一歩目の踏み出し方を自分なりに記します。
また、みなさんの解決策などありましたら、お気軽にコメント欄に投稿して貰えると嬉しいです ( _ _)
よくあるパターン
解に行く前に、分析も兼ねて失敗パータンを振り返ります。
1日目
平日何かやってみたいことを思いつく(この瞬間が一番モチベーション高い)
- 良いアイデアなのではと思い、脳汁が出る
- 関連してやりたいことをたくさん思いつく
- 取らぬ狸の皮算用をし始める
- ドメインを取る
- せっかくなので新しい技術を複数使おうと考える
- 新しい技術でチュートリアルを読みながらHello Worldする
- いつの間にか寝ている
2日目
前日の続きを進めるがなかなか上手くいかない
- 帰ってきて前日の続きを進めるが、なかなか上手くいかない
- やりたいことはまだ色々と思いつく
- モチベーションが下がってくる
- あんまり進まないまま寝る
3日目
だんだん熱が冷めてくる。
- 帰ってきても今日はいいかとなってしまう
- だんだん忘れていく
解 = モチベーションの維持
そんな失敗をしてきた私ですが、小中長期それぞれでモチベーション施策を行うことで、今はなんとか続いています。
短期モチベーション対策
対策: 手を動かして楽しい!作って楽しい!を作る
- 作るものを最小化する
- 新しく使う技術は最低限にする
- 15分〜45分ぐらいで結果が分かるタスクに分割する
- タスクは終わった後に自分で使ってみて、結果が分かるものにする
- 楽しい姿が見えるタスクを積んでいく
中期モチベーション対策
対策: 少しずつでも進められる環境を作る
- 最初にガッと公開まで持っていき、公開のハードルを下げる
- 自分が普段から触れるようにしておくことで、記憶の彼方にいかないようにする
- 平日時間が取れないときにも進められるタスクを用意し、習慣化しておく
長期モチベーション対策
対策: 自分にとってそれが必要だと確信しておく
- 同じようなサービスが出てきたとしても、自分が作りたいサービス
- 自分が最初のユーザになれるサービス
- 技術が身につけられる
- 普段の業務のスキルを転用(あるいは逆も)できる
おわりに
私はemeeという、イラスト特化型Twitterクライアントを作っています(オープンβ)。長期のモチベーションはあったのですがなかなか開発が始められず、そんな折に界隈で話題になったせせりさんの30サービス作った記事を見ました。
そして実際にCulonというサービスをリアルタイムで作っているのを見ていて、四の五の言わずに手を動かさなきゃと、Culonを作る流れを参考にしながらとにかく公開するところまで持っていったことで、とりあえずは二歩目三歩目に続く一歩を踏み出すことが出来ました。
オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな このはてしなく遠い個人開発をよ…